横浜市K様 雑草対策 レンガ貼り 造園施工事例

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神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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神奈川県横浜市にお住まいのT様は、グリーンパトロールのホームページを見て「庭の草抜きや木の手入れが年齢と共に大変になってきたので相談にのって欲しい」とご連絡をくださいました。

T様のご希望は、草取りをしなくてよいお庭と、車のタイヤやカー用品を入れられる物置、そして「和のテイストの庭を洋風にアレンジしたい」というものでした。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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新築当時、お庭を作ってくれた庭師さんが、和風のお庭が好きな方だったようで、飛び石や玉石やツゲなど、和風テイストの素材をふんだんに用いて、お庭を作られたのだそうです。

T様ご夫婦は共働きされていて日中、工事の進行状況を細かく見に行けなかったそうで、建物が出来たというので確認しに行ったら、和風の庭もできあがっていた・・という経緯だったそうです。

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元々は一面芝生のお庭だったそうですが、雑草だらけになり手におえなくなったので、これを機に全く違う雰囲気に変えてしまいたい、と思われたのだそうです。

お庭のあちらこちらに和風の玉石がたくさんありました。洋風のお庭にアレンジすればこれらの玉石は不要になりますが、庭石の処分にはお金がかかります。ですので無駄な費用をかけないよう、玉石は捨てずに再利用することをご提案しました。

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こちらのアプローチは、奥さまとご主人の手作りだそうで、レンガのお庭に憧れていらっしゃった奥さまがご主人と一緒に、レンガを敷き並べて手作りされたのだそうです。

敷地の端には何も植わっていない土だけのスペースがありました。これは奥様とご主人が、和風の印象が強い「ツゲ」などの不要な木を、休日の度に抜いて処分してきたからだそうで、奥様が気に入っていたバラと、甘い実がなる夏ミカンの木は処分せずにとっておいたそうです。

そうして、和風の庭木を整理したり、レンガを並べて手作りアプローチを作るなどして、ご自分達の手でお庭を作ってこられたそうですが、満足いくものには及ばず「もうこれ以上は自分達の手ではムリ。プロに任せよう。」という話に至ったそうです。

お客様にご提案したプランはこちらです。

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奥様はレンガのお庭に憧れていらっしゃったので、お庭全体に今流行っているオーストラリアンレンガを敷いて、レンガ張りのお庭にしてはどうかとご提案しました。

雑草だらけの芝生スペースにレンガを敷けば、土に当たる日光をカットできるのでもう草取りに悩まされることはなくなりますし、お掃除も掃くだけでいいので簡単になります。

そして今ある庭木は、基本的に1本も切ったり処分することなく、上手く使っていこう!という方針で進めることになりました。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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工事が始まりました。お庭のあちこちにあった飛び石は和風の印象が強く、新しい洋風のレンガ張りのお庭とテイストが合わないので、西側の奥の路地庭に集めてデザインし直すことにしました。

きれいに並べて、延段(石張りの通路)風にまとめて仕上げました。ウッドデッキ側から見ると延段の石は直接見えないように工夫しています。

普通飛び石は間隔を空けて並べますが、隙間無く並べて延段を作ることによって、たくさんの飛び石を最小面積にまとめることができました。これで無駄な飛び石の処分費用がかかりません。

石と石の間は、タマリュウで埋めました。このタマリュウも、元々この場所にあったものです。タマリュウは石と相性が良いので、捨てずに再利用したのです。

タマリュウは日陰に強い植物で、ちょうど建物の日陰になるこの路地庭に合っています。密生すると雑草が生えない性質があるので、雑草対策になりますし、タマリュウは小さな白い花が咲いた後に紫の実を付けるので、可愛く見た目も楽しませてくれます。

このようにこのスペースは、元々あった素材を活かして新しいデザインにしました。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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メインのお庭には、オーストラリアンレンガを並べて洋風デザインにします。

日本のレンガは赤い色のレンガが多いのですが、オレンジ色のオーストラリアンレンガを使うことによって、洋風色を強めることができます。またオレンジのレンガを使うことでお庭の雰囲気がパッと明るくなります。

色の使い方にも工夫があります。オレンジ色のオーストラリアンレンガと黄色のオーストラリアンレンガの割合を8:2にして作っています。色を混ぜることによって、広さや奥行きをだすことができるからです。

オーストラリアンレンガは、1000度の高温で焼かれているので水を吸い込みません。日本のレンガは吸水性がよく水を吸うので、冬に凍って割れることがありますが、そういったことがない優れたレンガで一生ものです。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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ウッドデッキ下のレンガの端部分は、モルタルを斜めに擦り付けて、レンガが動かないようように固定し、きれいに仕上げていきます。

庭奥の夏ミカンの木の横に、ご主人ご希望の物置を設置しました。

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手作りのレンガのアプローチの脇にあったミカンの木です。移植すると枯れる確立が高いので、移動せずもとあったこの位置のまま利用します。

ミカンの木をはじめとする柑橘類の木は、幹の根元に養分を吸収する髭根が少ないため、移植すると養分を十分取れなくなって枯れてしまうことがあるのです。

移植する場合は、1年以上前に根廻しの作業をして根元に髭根を出させてからでないとできません。

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花壇に植わっているこの木はキンカンです。キンカンも移植が難しい柑橘類の木なので、移動させず花壇の中に生えているようなデザインにして、この位置のまま活かします。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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奥様から「布団を干せる場所を作って欲しい」とのご希望をいただきましたので、既存のウッドデッキの端に取り付けました。

布団干しの手すりの柱は、ウッドデッキの下から貫いて1本の木で作りました。こうして上と下を分けず1本木で作ると、人がぶらさがってもビクともしないくらい頑丈なつくりになります。

普通の業者さんですと、手すりの柱とウッドデッキは金具で取り付けてしまいますが、そうすると強度が低くなって布団干しとしては使えません。

ですのでグリーンパトロールでは、ウッドデッキの床材をめくって、下から1本木で貫いて柱を作ります。手間はかかりますが、強度の高い頑丈な手すりになります。

これはもともとあったサルスベリで、げんこつ形に剪定しています。ゲンコツ型に剪定すると、後々のお手入れが簡単で、ご主人がご自分でメンテナンスできるようになります。

今後どのように剪定してメンテナンスしていったら良いか、管理方法をアドバイス致しました。

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柱が立っている場所はウッドフェンスを立てます。もともと敷地の境界線にはネットフェンスがあったのですが、それではせっかく作ったレンガ貼りのお庭が栄えません。レンガのお庭の背景にはウッドフェンスがあると場がしまるのです。

ウッドフェンスの高さは1メートル20センチ(おへそぐらいの高さ)くらいにします。こちらのお宅は隣地よりも1メートル以上高い位置にお庭があるので、目隠し要素は不要なのでこれくらいの低いものでよいです。

ウッドフェンスの根元には、お庭の縁取りに使われていた玉石と、路地庭の延段に使いきれなかった飛び石を組み合わせて並べ、再利用します。

ウッドフェンスの腰積みと言われるもので、関東ではあまり見かけませんが、関西ではウッドフェンスの格を上げるためによく作られます。造園の聖地京都では、竹垣やウッドフェンスの根元にはこのように石積みが施されているのが当たり前なほどです。

このやり方は今から30年以上前に、グリーンパトロールにいた京都で修行した職人頭から教わったもので、和風だけでなく洋風にも合う、粋な技法なのです。

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オーストラリアンレンガが敷き詰められた、洋風のオシャレなお庭が完成しました。

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レンガ部分にあるこの穴は、物干竿を差し込める穴です。ここは南側で洗濯物が一番乾く場所で、前は石の台が付いた物干し竿があったのですが、お客さんが来るとあまり見た目がよろしくないので、普段使わないときは物置の隅に片付けて見えないようにして、使う時だけ持って来てこの穴に物干竿を差し込んで使えるこのデザインを提案しました。

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以前は物置があった庭の隅に外水栓がありましたが、庭の隅々まで水をやるには不便な位置でしたので、中央寄りの位置に移動させてオシャレに作り直しました。

外水道の枠は木でできているように見えますが、実は樹脂で出来ています。水が溜まる外水栓には、天然木より樹脂製が適しているからです。鴨の付いた蛇口も取り付けました。これは「可愛い!」といつも喜ばれます。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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レンガスペースの端、植込みとの境目は、レンガがずれないよう、モルタルで固定しています。

植込みとの境界線部分もモルタルで固定し、レンガがずれないようにしています。その上に化粧砂利を敷いて、植込みとの境目を馴染ませています。

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この場所には元々、奥さまが大事にしていたバラが植えられていました。別の場所に花壇を作って移植すると枯れる恐れがあったので、バラが植わっているこの場所に花壇を作りました。

ネギが植えられている花壇は、野菜を植えて家庭菜園ができるスペースです。お花用の花壇と家庭菜園用の花壇の2種類が楽しめます。

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こちらのウッドデッキは、イペ材というハードウッドで作られたもので、ハードウッドは硬くて頑丈なので、30年以上もつと言われています。

ですので、こちらのウッドデッキは既に10年経っていて、色はグレーになって見た目は古い感じがしますが、上に乗ってもしっかりしていてきれいな状態で残っていたので、壊さず再利用しました。

布団干しはイタウバというハードウッド材で作りました。ウッドデッキと同じイペ材ではなくイタウバで作ったのには訳があります。イペはささくれが出やすくトゲがささる危険性があり、トゲは細くて堅くて長いので、ささると大ケガになります。
イタウバは油分が多く含まれてささくれ立たないので安心なのです。

ウッドデッキの床下から柱を1本貫いて作ったので、上に人が乗ってもビクともしないくらい丈夫にできています。今はウッドデッキと布団干しの色が違いますが、ハードウッドは時間が経つとシルバーグレーに変わるので、1~2年するとウッドデッキの色と同じ色になります。

ウッドフェンスも完成しました。素材は布団干しに用いたデッキ材と同じ、イタウバです。ウッドフェンスもノーメンテナンスで30年以上長持ちします。

神奈川県 横浜市 雑草対策 レンガ貼り(レンガ張り) 造園施工事例
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奥様とご主人が作ったレンガのアプローチのすぐ脇にあったミカンの木です。レンガ貼りのお庭にうまく馴染んでいます。

移植せず周りに花壇を作ったキンカンの木も、まるで花壇に植えたかのように馴染んでいます。このように木の性質を理解しうまく活用できるのがグリーンパトロールの得意なことの一つです。

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庭のあちこちに散らばっていた和風の玉石を並べて作った延段です。捨てれば費用のかかる玉石をうまく活用することができました。こちらはメインのお庭のウッドデッキからは直接見えないようになっています。

ウッドフェンスの根元には、お庭の縁取りに使われていた玉石と飛び石を再利用して腰積みを作りました。本来なら10万円以上かかる石の処分費用がかからずに再利用して見栄えよく仕上げることができました。

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フェンス際の木は全部元々お宅にあった木です。きれいに枝を抜いて剪定しました。まるで新しく購入して植えたかのようにさっぱりしていますね。

この木の根元は砂利が広く敷いてありますが、これにはちゃんと理由があって、ここにはもともと植わっていたサルスベリやモッコクという古い木たちの根がしっかり生えていた場所なんです。

この上にレンガを敷いて塞いでしまうと、根が窒息してしまうので、この根が張っているスペースは砂利の面積を広くして呼吸困難にならないようにしています。

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元々あったウッドッキと新しいレンガ敷きがうまく融合した、洋風のおしゃれな庭が完成しました。

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憧れていらっしゃったレンガのお庭を見て、奥様は「こんなお庭に憧れていたの。これは自分達ではできないわね。プロに頼んで良かったわ。」と大変喜んでくださいました。

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和風のお庭を洋風にしたい。雑草の生えないお庭にしたい。今ある素材をできるだけ捨てずに新しい庭づくりをしたい、という方はグリーンパトロールにお気軽にお問合せ下さい。

豊富な植木や草花の知識と、卓越した造園テクニックを駆使して、お客様の理想のお庭づくりのお手伝いをさせていただきます。


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